
東日本大震災から15年が経ち、いま私たちは「震災16年目」という新たな一歩を踏み出しています。 時の経過とともに、現地での「震災伝承」のあり方も少しずつ変化する中で、「伝える側」の人たちは試行錯誤を重ねながら、「あの日」の経験や教訓を未来へつなごうとしています。 その一方で「伝承」の問題を考える時、私たちは「伝える側」の努力や工夫に目を向けることはあっても、その思いを「承る」側、受け取る側の視点については、あまり語られることがありません。 今回のソナエトークは、岩手・宮城の伝承施設や、そこで活動する人々を訪ねる電車旅。鉄道やバスに揺られながら、出会ったさまざまな風景や人々との対話は、「伝承」という言葉そのものを改めて見つめ直す機会となりました。 新緑の東北を巡る旅の空気感を感じていただきながら、これからの「伝承」について、「伝える」「承る」それぞれの視点をお持ちの皆様と一緒に考えを深められればと思います。 皆様のご参加を、心よりお待ちしております。