東日本大震災から今年で14年。時の流れとともに、震災の記憶は少しずつ薄れつつあるといわれます。ですが、あの日の経験をどう伝え、未来にどう生かしていくのか——その大切さは決して変わることはありません。
今回のソナエトークでは、小学5年生のときに宮城県東松島市で被災し、現在は「語り部」そして「災害社会学の研究者」として活躍する東北大学大学院生・雁部那由多さんをゲストにお迎えします。
雁部さんは、震災の経験を日本各地で伝え続ける中で、昨年11月末、初めてトルコの国際学会で震災に関する発表を行いました。
彼はそこで何を伝え、どのような反応があったのか? 現地での調査を通じて、何が見えてきたのか?
日本のみならず、震災の記憶を未来につなぐことは、世界の未来にとってどんな意味を持つのでしょうか。雁部さんの貴重な経験を通して、震災から14年が経った今だからこそ、みなさんと一緒に考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。