「被災経験から得た教えを、それを知らない人や後世に伝え、これから来る災害に備えるための学びにしてもらう」

書いてしまえば簡単ですが、実際には、それはとても難しいこと。 そして、災害から時が経てば経つほど、難しくなってくることでもあります。

そんな中、宮城県の南三陸町では、被災経験のある人たちと学生ボランティア、そして全国から被災経験のない人たちが集まり、共に体を動かし、汗をかき、様々なことを感じながら、「未来を変えるには」「自分と大切な人を守るにはどうしたらいいのか」を考える、ユニークな協働・体験型防災プログラムが、長年継続的に企画・運営されています。 　 今回のソナエトークでは、現地南三陸町から、この体験プログラムの中心的存在の阿部隊長、新たなチャレンジを始めた気仙沼市小泉地区の小泉ふるさと村、大学生ボランティアが活躍している三陸復興観光コンシェルジェセンターや、プログラム参加者の声など、「新しい震災伝承、防災・減災学習の形」と、それを創り出す人々の思いについて、様々な角度からお伝えいたします。

当日は、現在実施中の夏プログラムも一部のぞかせていただく予定です。 真夏のひととき、南三陸の抜けるような青い空と海、関係者の皆様の熱い思いを、是非ご体感いただきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。