最近全国的に地震や災害が続いています。「子どものいのちを守りたい」、それは大人として、人として当たり前の願いですが、「自分のいのちすら守れないかもしれない」大災害が起きた場合、本当に子どものいのちを守ることは出来るのでしょうか。 　　 今回のテーマは「お母さん×防災」。お二人のゲストをお招きします。

お一人目は、東日本大震災で、ご家族と最愛の３人のお子さんを亡くされた宮城県石巻市の今野ひとみさん。「あの日」から今まで、そして全国の皆さんに、災前の今だからこそ、伝えたいことをお話しいただきます。 　　 そして、お二人目は東海地震が心配される愛知県に住み、家事に育児にお仕事に忙しい中「守ろう子どもと赤ちゃん」という防災ママ団体を主宰、子どものいのちの最前線にいる乳幼児ママたちへの防災啓発活動を続けてきた荒木歩さん。先日初めて東北被災地視察に親子で行かれた際に、現地を見て、聞いて、感じたことをお話しいただきます。 　　 子どものいのちを真ん中に、防災を考え、伝え、広げ、つないでいく「お母さんたちの思い」。それはきっと、膠着する地域防災を変える原動力になっていくはずです。お母さんの力とその可能性について、お二人の話から感じていただき、お住まいの地域の防災力向上の一助にしていただければ幸いです。