ソナエトークvo.4 現地から考える「あの日」~その1 大川小学校(宮城県石巻市)
今回からまた新たな試みに挑戦! 被災地と全国の皆さんをオンラインライブで結ぶ形でお届けします。 現地ならではのライブ感とZoomの双方向性を生かし、単なるツアーやガイドにとどまらず、ソナエトークらしく、テーマを持って考察を深めていきたいと思っています。 第1回目は、宮城県石巻市大川小学校の校庭からお届けします。 ご存じの通り、ここ大川小学校では東日本大震災で多くの子供と先生が犠牲になり、報道でも大きく取り上げられてきました。 「大川小の悲劇」「未曾有の大惨事」… メディアに踊る数々のセンセーショナルな文字をご覧になり、「本当に可哀想なことだ」と涙された方もおられると思います。 でもちょっと待ってください。 これは、「遠く離れた特別な場所で起きた」「特別な出来事」なのでしょうか。 あの日の校庭で起きたこと、一つ一つの中に、私たちの日々の生活における「無関心」や、おかしいと思いながらもそのままにスルーしてきたことが見え隠れはしていないでしょうか。 同じことが身の回りで起きた時、あなたは、どんなことが出来るでしょうか。 今回、佐藤敏郎が大川小の校庭に出向き、かもんとトーク。実際の位置関係や時系列を確認しながら、津波の様子や避難の動きをたどり、助かったはずの命が助けられなかったのはなぜか、3つの「いのちの分岐点」についてお話しします。参加された皆様からのご質問やご感想もチャットで受け付け、やり取りしながら進行させていただきます。 大川小学校の校歌には「未来をひらく」という題がついています。 この場所から拓く未来は、あの日の命に向き合った先に見えてくる私たちの未来です。 「あの日」起きたことから、あなたと、あなたの大切な人の未来をこれからどうしていけるのか、皆さんで一緒に考えてみたいと思います。 どうぞお集まりください。