西原村は、住宅に多くの被害が出ており、現在、梅雨や台風に備えて、瓦の落下した家屋の応急処置に取り組んでいます。
高所作業を行う専門のボランティアチームや、地元の方々が作業に取り組んでいますが、資材が不足しており手に入らないため、西原村災害ボランティアセンターより要請がありました。
一般的に、ホームセンターにて販売されている比較的安価なブルーシートは、耐光性、耐久性がなく紫外線や風雨にさらされると短期間で破れてしまいます。 そのため、メーカーに手配して#3000のブルーシート10.0m×10.0mを300枚、5.4m×7.2mを300枚現地に直送いたしました。 ブルーシートと合わせて、耐光性土嚢袋3000袋も支援をいたしました。
今回の地震の被害は広範囲にわたり、被災家屋の数も膨大なため、瓦などの材料と、職人さんの人数不足から、屋根の修理が完了するまで長い期間がかかると予想されています。
その間家屋を守るために、耐光性、耐久性があるブルーシートが求められています。 現地では、JDSOのボランティア、チーム絆や連携団体のボランティアチームもブルーシートを張る作業を行いました。
今後、屋根に張ったブルーシートの補強や補修も必要とされています。
どうぞ多くの方々のご支援をお願いいたします。
※ブルーシートの種類#3000とは、重さに関する表記で、基準的なサイズ3.6mx5.4mの製品の重さが約3kg、ということになります。ホームセンター等で見かける薄手のシートは大体#1100(1.1kg)で、重いとシートの厚み、防水性、耐候性が増します。