東日本大震災から10年。今、学校は子どもたちのいのち、先生方のいのちを守れる場所になっているでしょうか?「あの日」の教えは、明日のいのちを守る学びになっているでしょうか?
◆先生の 7 割が「子どもを守る自信がない」と回答 2021 年 2 月教職員を対象とした学校防災意識Web調査(※1)を実施したところ、7 割を超える教員が「学校管理下で災害が発生した場合、生徒児童全員を守る自信がない」と回答されました。自由回答には、災害に関する知識も経験もない自分が子どものいのちを丸腰で預かる不安や、硬直化した学校組織、形骸化した防災マニュアルとおざなりな防災訓練、変えなくちゃいけないと思いつつ、何をどうしていいか分からない、知識がない、仲間がいない…等々、現場の辛い状況、嘆きの連続がつづられました。
◆先生は「偶然そこに居合わせた大人」ではない、ならばどうしたらいいのか 大川小津波裁判の判決では、教職員には「安全確保義務」があり、実効性ある対策を求めると示されましたが、現場が「心配ではあるが特に何もしていない」「防災どころではない」現状では、首都直下地震や南海トラフ大地震など、大災害に遭遇すればまた同じ「悲劇」「想定外」の繰り返しになることは想像に難くありません。
当プロジェクトは、そんな学校防災をアップデートすべく、全国の先生がつながり、学び、共に歩むオンライン講座としてスタートいたしました。Zoomを使った4回の授業とFacebookグループでの参加者コミュニティを活用した、約1か月間の学びの場となります。皆様のご参加をお待ちしております。(講座詳細、開催日程、参加費等については各期のページをご覧ください)
※時間は20時~21時半。(多少延びることがあります) ※ご都合が悪い日は、いつでも動画配信で学んでいただけます。