ソナエトーク第16回は好評の「現地からシリーズ」。 今回は、跡地周辺を市が防災教育や震災を語り継ぐための公園として整備、この７月より震災遺構として一般公開される運びとなった、宮城県石巻市の大川小学校からお送りします。

震災遺構保存に関して、数年前より議論が続き、当初は「解体」か「一部保存」で揺れていた大川小でしたが、卒業生の子どもたちで作った「チーム大川」の『母校を残してほしい』という思いが叶い、全部、ありのままで残す形になりました。公開の在り方や展示する内容についても、佐藤をはじめ、市や遺族などにより様々な形で議論が続けられてきました。

東日本大震災で多くの子どもたち、先生たちが犠牲になったこの場所には、連日多くの方が訪れます。それはなぜでしょう。ここでは何を伝え、何を学ぶべきなのでしょう。震災遺構とは、どうあるべきなのでしょう。11年目の校庭で一緒に考えましょう。

夏休みでもあります。どうぞお誘い合わせの上ご参加ください。