熊本ではようやく学校が再開しましたが、「余震も終わらないなか子どもたちのケアをしながら、どうやって勉強の遅れを取り戻すか
」といった、現地では誰も経験したことがない難問が山積しています。
他方で、現地で実効性の高い教育支援を行うためには教育委員会や学校との連携、地元の塾への配慮なども求められます。
そこで、大川小学校のご遺族でもありながら、東日本大震災後の被災地で中学校の子どもたちを導き、今はスマートサバイバープロジェクトの特別講師として全国で講演をしていただいている佐藤敏郎さんや、東北の被災地、女川町、大槌町で地元の元塾講師などを雇用し放課後学校「コラボスクール」を開校、多くの子どもたちの支えになった認定NPO法人カタリバさんの皆さんに御協力いただき、熊本の学校再開直前の時期に、教育関係者を対象とした座談会、講演に廻っていただきました。
(成果報告は以下、佐藤敏郎さんの書かれた「♥︎皆様へのご報告」をご覧ください。)
今回は、埼玉で「SATOYAMAと共に生きるEXPO」という環境エクスポで集まった約230万円の募金を、全額スマートサプライを通して寄付して頂けることになりましたので、その一部(351,868円)を充当させていただき実施することができました。しかし今後の教育支援を継続していくためにはまだまだ資金が足りない状況です。
東北のノウハウや経験を持った教員、スタッフを派遣して話を聞いてみたい、聞いてもらいたいというニーズはたくさんあります。
また東北でも問題になりましたが、教育現場ではメインの教育者(スタッフ)が愛着を持ち始めた途端入れ替わり立ち替わりになってしまうと、かえって「支援にきてくれた人はいずれ必ずいなくなってしまう」と子ども達が傷付いてしまい、心を開かなくなるという問題もありました。
そのため責任を持って長期間子ども達の教育、お世話をしてくれる人が必要であり、そのための専任のスタッフを雇用する
必要があります。
そこで今後の熊本の教育支援のために、以下のクーポン
をご支援いただけませんでしょうか。
全額、教育現場のフォローアップ、放課後学校の支援、あるいは現地での教育関係に携わる支援団体へのサポート
に使わせていただきます(報告は随時このページでも行って参ります)。
今後も、現地のニーズにあわせて、本格的な教育支援を実施していく予定です。
引き続きご支援のほどどうぞよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2016.6.20 「現地からのレポート・西島遥」を追加掲載いたしました。下の『♥皆様へのご報告』をご覧ください。
2016.6.29 本プロジェクトは、認定NPO法人カタリバさんによって、「熊本コラボ・スクール」に引き継がれております。こちらで集まった支援金は全てこの熊本コラボ・スクールに充当されますので、引き続き、ご支援ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。
2016.7.19 本プロジェクトは100%を達成いたしました。どうもありがとうございました。引き続きの支援は、「熊本コラボ・スクール」にて行わせていただきますので、本プロジェクトにご関心のある方は、上記ページをご覧ください。